ディープ産駒フィアースインパクト、豪マカイビーディーヴァSで3度目のG1制覇

2020年09月13日 08:18

 現地12日、豪フレミントン競馬場で行われたG1マカイビーディーヴァステークス(3歳以上、芝1600m)は、1番人気のディープインパクト産駒フィアースインパクトが好位追走から直線で抜け出し、中団から馬群の外を回って早め進出の2番人気ロシアンキャメロットを0.2馬身振り切った。

 さらに1.5馬身離れて3頭が並んだ3着争いは、後方から馬群を割ったソーシボン(7番人気タイ)が4番人気マスターオブワインとの首の上げ下げを制した。なお、連覇を狙ったガッティングは序盤に故障して競走を中止し、レース後に安楽死の措置が取られた。

 フィアースインパクトは昨年11月に同じフレミントン競馬場の芝1600mで行われたG1カンタラステークス以来の白星で3度目のG1制覇。これで重賞は通算4勝目とした。同日付けの競馬メディア『racing.com』によると、今後のフィアースインパクトとロシアンキャメロットはともに、アンダーウッドステークス(26日)からコーフィールドステークス(10月10日)を経てコックスプレート(同24日)に向かう予定という。