​凱旋門賞の登録馬、偉業目指すエネイブルら22頭に

2020年09月29日 11:02

 現地28日、10月4日に行われる仏G1凱旋門賞の登録馬が史上初の同レース3勝目を狙うエネイブルら22頭に絞られた。

 エネイブルを擁するJ.ゴスデン厩舎からは、ほかに長距離王ストラディバリウス、昨年の英セントレジャー馬で6戦無敗のロジシャンがエントリーしている。

 A.オブライエン厩舎からは、エネイブルを抑えて英二冠牝馬ラブ、前哨戦のパリ大賞でG1初制覇を飾ったモーグル、その全兄で武豊騎手が騎乗予定のジャパン、さらにソヴリンが登録。今年の英ダービー馬サーペンタインも30日までに追加登録する可能性がある。

 そのほか、日本から欧州へ長期遠征中のディアドラ、昨年はヴァルトガイストでエネイブルの偉業を阻止したA.ファーブル厩舎のペルシアンキング、昨年の3着馬ソットサスらが名を連ねている。

 なお英G1エクリプスステークスでエネイブルを下したガイヤース、そのガイヤースをG1アイリッシュチャンピオンステークスで破ったマジカルは登録されていない。