米国の名牝ミッドナイトビズー、調教中の故障で引退

2020年10月02日 12:11

 昨年の米最優秀古馬牝馬でG1を通算5勝している名牝ミッドナイトビズーが、現地28日の調教中に右前足を故障していたことが判明。現役引退が発表された。

 S.アスムッセン厩舎の5歳牝馬ミッドナイトビズーはミッドナイトリュート産駒。3歳時はG1サンタアニタオークス、G2マザーグースステークスなどを勝っている。

 4歳になった昨年はアップルブロッサムハンデキャップなど3つのG1を含めて7連勝。今年は2月のサウジカップ2着後に6月のG2フルールドリスステークスを勝ち、8月のG1パーソナルエンスンステークス2着がラストランとなった。通算成績は22戦13勝。