4000mの仏G1カドラン賞、牝馬のプリンセスゾーイが圧巻の脚力で重賞初制覇

2020年10月04日 09:47

 仏パリロンシャン競馬場で現地3日に長距離G1のカドラン賞(4歳以上、芝4000m)が行われ、1周目のゴール板前を先頭から15馬身ほどの6、7番手で通過した3番人気プリンセスゾーイが、2周目のフォルスストレートで10馬身圏内の4番手まで進出すると、逃げ粘る6番人気アルクィンに1頭だけ追いすがり、量ったように1/2馬身捕らえて勝利を手にした。

 1番人気コールザウィンドはさらに15馬身離されて3着に完敗し、2番人気のシンクオブミーは最下位の9着に沈んだ。

 プリンセスゾーイはジュークボックスジュリー産駒の5歳牝馬で重賞初制覇。ドイツで2シーズンを過ごすと、今年から障害戦線にも多くの活躍馬を擁すアイルランドのA.マリンズ厩舎に移籍し、6月の初戦2着後に重賞初挑戦の今回まで5連勝としている。

 マリンズ師は「3か月前にこんなことを考えもしなかった」「リステッドを勝つ前から、彼女は凄い速さで成長し続けている。彼女の成長について行けないほどだから、ずっと目をかけてきたんだ」とコメント。年明けに障害のチェルトナム開催へプリンセスゾーイを送り込む予定だったが、それを解消して「堅い馬場でなければどこへでも行く。良馬場なら気にしない。来年は凱旋門賞もあり得るよ」「信じられない牝馬さ。この気分は言い表せない」と喜びを爆発させていた。