名伯楽オックス調教師が引退へ、シーザスターズなどの名馬を管理

2020年10月13日 13:35

 英ダービーと凱旋門賞を制したシーザスターズなど多くの名馬を手掛けてきた名伯楽、J.オックス調教師が今年限りでの引退を表明した。

 今年で70歳のオックス師は、2000年に英愛ダービーと凱旋門賞を制したシンダーや、2009年の英ダービー馬で凱旋門賞も勝ったシーザスターズ、さらに名牝リッジウッドパールやアラムシャー、アザムールなどで各国の主要レースを数多く勝ってきた。

 オックス師は『irishracing.com』にて「来年は調教師ライセンスを更新しない。名馬と出会って多くの成功を得られたのは幸運だった。1979年の開業から馬を預けてくれた全てのオーナーと騎乗してくれた全ての騎手、そして41年も支えてくれた全てのスタッフに最大級の感謝をささげる」との声明を出している。