長距離王ストラディバリウス、来年も現役続行へ

2020年10月16日 13:56

 現地4日の仏G1凱旋門賞で7着に敗れた欧州の長距離王ストラディバリウスが、17日に英アスコット競馬場にて行われるG2ロングディスタンスカップ(芝16ハロン)に参戦。さらに来年も現役続行の予定であることが分かった。

 英競馬メディア『racingpost.com』によると、同馬を管理するJ.ゴスデン調教師は「もし通常の凱旋門賞のペースで走っていたら、アスコットには出なかった。あのレースはまるでヴェロドロームでの自転車レースのようだった」とコメント。

 さらに「パリロンシャンでのトライアルでもそうだったが、(ストラディバリウスは)直線で少し走るだけで、ほとんどレースに参加していなかった。だからレース後の状態も非常によく、オーナーと相談して挑戦させることに決めた」と続けた。

 また同師は、今週の結果にかかわらずストラディバリウスは7歳となる来年も現役を続行する見込みだと明かしている。