豪G3クレイヴンプレート、シンクイットオーバーが格上馬抑えて重賞初制覇
2020年10月21日 11:17
現地17日に豪ランドウィック競馬場で行われたG3クレイヴンプレート(3歳以上、芝2000m)は、好位の内ラチ沿いを追走したシンクイットオーバー(5番人気タイ)が残り200mで抜け出し、後方から馬群の外を回って進出してきた7番人気ネトワイエを1.3馬身振り切った。
さらに0.3馬身差の3着争いを2番人気のヴァンナガールが制し、1番人気のスターオブザシーズは中団から伸びを欠き10頭立ての9着に終わった。
シンクイットオーバーはソーユーシンク産駒の5歳セン馬で重賞初制覇。3歳シーズン秋の昨年3月にデビュー2戦目で初勝利を挙げると、明け4歳から現在のK.パーカー厩舎に移籍して2勝を挙げ、シーズン終盤に重賞初挑戦から連敗していた。今季は8月から条件戦に戻して2着と3着を続け、4戦目の前走はG2ヒルステークスでコールディングに7.2馬身離されて5着に敗れていた。