ドイル騎手、初のブリーダーズカップ騎乗に「いい経験になる」
2020年10月31日 11:25
イギリスで女性ジョッキーの年間最多勝記録を更新したH.ドイル騎手が、自身初となる11月のブリーダーズカップ騎乗を心待ちにしている。
ドイル騎手は17日に行われた英チャンピオンズスプリントステークスでグレンシールに騎乗し、キャリア初のG1制覇を達成。そのグレンシールを管理するA.ワトソン厩舎に所属するマイティーグルカでG2ブリーダーズカップジュベナイルターフスプリントに挑戦する。
マイティーグルカはオーストラリアで活躍したセポイの産駒。デビュー5戦目だった9月の英G3サイレニアステークス(オールウェザー6ハロン)で重賞制覇を果たしている。ただしキャリア6戦のうちこのレースは唯一、ドイル騎手が手綱を取っていなかった(A.マクナマラ騎手が騎乗)。
ドイル騎手は「とても楽しみ。ずっとブリーダーズカップで騎乗してみたかった。大きなチャンスだし、いいシーズンの後にいい機会が巡ってきたわ。以前にカタールではレースに出たことはあるけれど、アメリカでは調教以外に乗ったことがないの」とコメント。
さらに「アメリカの馬たちはすごいスピードがあるし、小回りの調教もしているから難しい挑戦にはなると思う。でもそれもいい経験になるわ」と続けていた。