BCマイルはオブライエン勢が上位独占、最低人気のオーダーオブオーストラリアが制して大波乱

2020年11月08日 12:59

 ブリーダーズカップマイル(3歳以上、芝8ハロン)が現地7日に米キーンランド競馬場で行われ、大外枠から4番手に取りついた最低14番人気のオーダーオブオーストラリアが、5番手から追撃する僚馬サーカスマキシマス(7番人気)をクビ差抑えて波乱を呼んだ。

 さらに3/4馬身差の3着に中団より後方から11番人気のロペイフェルナンデスが突っ込み、3頭出走したA.オブライエン調教師の管理馬が上位を独占。1番人気のカメコは勝ち馬の内で3番手を追走するも、直線で伸び切れず7着に敗れた。

 オーダーオブオーストラリアはオーストラリア産駒の3歳牡馬で重賞初制覇。未勝利の身で挑戦した愛ダービーで4着、続く仏ダービーでも7着に敗れると、2か月半の休養を挟んで9月18日にオールウェザーの一般戦で初勝利を挙げていた。その後は芝12ハロンの次戦まで連勝したものの、10月11日の前走は芝10ハロンのG3で9頭立ての最下位に沈み、今回はデビュー戦以来1年ぶりのマイル戦。枠順抽選の段階で補欠扱いだったが、ワンマスターが回避したことにより出走にこぎつけ、単勝74.20倍は13番人気の22.90倍に大きく離されていた。

 この日のP.ブドー騎手は新型コロナ陽性により騎乗キャンセルとなったI.メンディザバル騎手に代わりBCフィリー&メアターフでBC初勝利、さらにBCマイルもC.スミヨン騎手の代打を務めて幸運な2勝目。BC公式サイトは「夢が叶った」「これらの騎乗機会を得られたことに尽きる。イオリッツ・メンディザバルとクリストフ・スミヨンには気の毒に思う」「オーダーオブオーストラリアは速い馬でマイルは凄くいいね。良馬場もピッタリだった。終いの脚は良かったけど先頭に立ったらソラを使って少し手を焼いたかな」などのコメントを紹介している。