名種牡馬イントゥミスチーフ、北米の年間獲得賞金記録を更新

2020年11月24日 11:43

 アメリカを代表する名種牡馬イントゥミスチーフが現地22日、タピットの持っていた産駒による北米の年間獲得賞金記録を更新した。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 『The Jockey's Club Information Systems' Equineline』によると、この日のデルマー競馬場でライフイズグッドがデビュー勝ちしたことで、スペンドスリフトファームで繋養されているイントゥミスチーフの産駒が今年に稼いだ賞金額は1999万4720ドル(約20億9000万円)に。今年を38日残した段階で、2016年にゲインズウェイファームのタピットが残した1998万3173ドルの最多記録を上回った。

 今年のイントゥミスチーフ産駒はオーセンティックが初めてG1ケンタッキーダービーを制し、さらにG1ブリーダーズカップクラシックも制覇。サイアーランキングトップの174勝を挙げている。また種牡馬入りしているゴールデンセンツが産駒デビュー3年目の種牡馬としてはトップの成績を残しているなど、種牡馬の父としても成功を収めている。