BCジュベナイルターフスプリント勝ちのゴールデンパル、来年のロイヤルアスコット開催で古馬に挑戦

2020年11月25日 10:50

 6日の米G2ブリーダーズカップジュベナイルターフスプリントを逃げ切ったゴールデンパルが、来年6月の英ロイヤルアスコット開催に再び参戦する予定であることが明らかになった。

 ゴールデンパルは4月のガルフストリームパーク競馬場でのデビュー戦2着から、ロイヤルアスコット開催に遠征。G2ノーフォークステークスで2着に敗れたが、8月の帰国初戦ではサラトガ競馬場のステークスで初白星を挙げ、次戦のBC制覇で通算成績を4戦2勝とした。

「ゴールデンパルをまたロイヤルアスコットに連れていくのが楽しみだ」というW.ウォード調教師は、「キングズスタンドステークスから逆算して調教していく。コモンウェルスカップにはカンパネッレを出走させ、牡馬は5ハロンで古馬にぶつけようと考えている」と青写真を発表。

 今年のロイヤルアスコット開催でG2クイーンメアリーステークス、次戦の仏G1モルニー賞と連勝した僚馬のカンパネッレも英国に再遠征させ、牝馬のカンパネッレを3歳限定のG1コモンウェルスC、牡馬のゴールデンパルは古馬とのキングズスタンドSと使い分ける方針を示した。