NZのG1ザビールクラシック、コンサートホールが差し切り勝ち

2020年12月28日 13:05

 現地26日、ニュージーランドのエラズリー競馬場でG1ザビールクラシック(芝2000m)が行われ、V.コルガン騎乗のコンサートホールが息の長い末脚で差し切った。

 道中は最後方でレースを進めたコンサートホールは、3コーナーからまくり気味にスパート。大外に持ち出すと直線でもしぶとく伸び、最後はともに追い上げたスペラを0.4馬身差で抑え込んだ。

 コンサートホールはサヴァビール産駒の6歳牝馬。今季は2戦目からG2タウランガステークスなど重賞を2連勝し、前走のG1キャプテンクックステークスは2着に敗れたが、ここで待望のG1初制覇を達成した。