ゴールデンシックスティ、今季は国内専念で2000mも視野に
2021年01月13日 10:45
12月の香港マイルでアドマイヤマーズらに圧勝した三冠馬ゴールデンシックスティが現地12日、それ以来となる実戦形式の調教(バリアートライアル)を実施。香港ジョッキークラブが今後の展望を陣営のコメントとともに広報している。
ゴールデンシックスティはシャティン競馬場のオールウェザーコースでライズハイやサザンレジェンドを含む9頭による1200mのトライアルに臨み、外目の枠から序盤にやや力んだものの、すぐに折り合って好位グループの外を追走。直線でライズハイが外からかわしにきても対抗する素振りを見せず先に行かせ、軽快な足取りをキープしたまま4番手でゴールした。
ゴールデンシックスティのリラックスした姿に満足したというK.ルイ調教師は「まずスチュワーズカップ(24日)で、その後は来月のゴールドカップ(2月21日)になるかもしれない」と、香港ダービー以来となる2000mのレースに出走させる可能性を示唆。その上で「今シーズンは(海外へ)行かないが、それはまたのプランにする」と、7月のシーズン終了までは国内に専念させ、海外遠征については来季以降とする考えを明かしている。