米G3ホーリーブルS、カジノドライヴの近親グレーテストオナーが豪快に重賞初制覇

2021年01月31日 13:35

 米ガルフストリームパーク競馬場で現地30日に行われたG3ホーリーブルステークス(3歳、ダート8.5ハロン)は、67番手で中間点を通過した2番人気のグレーテストオナーが、最終コーナー手前からの仕掛けで豪快に突き抜ける完勝を収めた。

 5馬身3/4差の2着に2番手追走の8番人気タランティーノが粘り込み、さらに3馬身3/4差の3着が1番人気のプライムファクターだった。

 タピット産駒のグレーテストオナーは昨年95日にデビューするも3連敗し、1226日の4戦目で初勝利。今回は明け3歳初戦の重賞初挑戦で通算成績を52勝とした。また、同馬の母ティファニーズオナーは半兄にジャジルやカジノドライヴ、半姉にラグズトゥリッチズを持つ良血馬で、2018年のキーンランドノベンバーセールでノーザンファームの吉田勝己氏が購買している。

 ケンタッキーダービーの指定ポイントレースのホーリーブルSは昨年にティズザローが優勝。同馬は次戦のフロリダダービーからベルモントステークス、トラヴァーズステークスまでG1レースを3勝した。