キャンディーマンロケットが米G3サムエフデービスSを快勝、モット師はワンツー

2021年02月07日 12:37

 現地6日、米G3サムエフデービスステークス(3歳、ダート8.5ハロン)がタンパベイダウンズ競馬場で12頭により争われ、向正面を2番手で通過した2番人気のキャンディーマンロケットが、直後から食い下がる4番人気ノヴァラグズを1馬身振り切った。

 さらにクビ差の3着に5番人気のヒドゥンスタッシュが差し込み、1番人気のノウンアジェンダは離れた後方集団から末脚不発で5着に終わった。

 キャンディーマンロケットはキャンディライド産駒で、2着のノヴァラグズともどもW.モット調教師が管理。昨年11月のデビュー戦はチャーチルダウンズ競馬場のダート6.5ハロンで7着に敗れるも、年明け1月の2戦目にガルフストリームパーク競馬場のダート6ハロンを9馬身1/4差で勝ち上がり、3戦目の今回が重賞初挑戦だった。

 サムエフデービスSはケンタッキーダービー指定ポイントシリーズではあるものの、近年の優勝馬は2016年のデスティンがベルモントステークスで2着になった程度。クラシック戦線で目立った活躍馬を輩出できていない。