荒天続くオークローンパーク、2歳王者のローテーションに影響も

2021年02月18日 11:15

 米オークローンパーク競馬場は悪天候のため先週末からレースを延期していたが、今週末も降雪などの悪天候が予想されるため開催延期に。だがB.コックス調教師は昨年の2歳王者エッセンシャルクオリティらの今季初戦を仕切り直すつもりはないようだ。

 コックス師は当初、15日に同競馬場にて行われるG3サウスウェストステークスにエッセンシャルクオリティを、G3バヤコアステークスにはダート古馬女王モノモイガールを出走させる予定だった。だがサウスウェストSは27日、バヤコアSは28日に延期となった。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、同師は「両馬の調教に深刻な影響はない」とコメント。ただし今後のローテーションは変更を余儀なくされる見込みで、5月のG1ケンタッキーダービーを大目標としているエッセンシャルクオリティの今後については、3月20日のG2ルイジアナダービーはレース間隔が短くなってしまうため、4月3日のG2ブルーグラスステークスか、その1週間後のG1アーカンソーダービーからKYダービーに向かうプランを口にしていた。