日本調教馬がサウジダービーを連覇! ピンクカメハメハが横綱相撲
2021年02月21日 11:35
日本のピンクカメハメハが現地20日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたサウジダービー(ダート1600m)に出走し、好位差しの横綱相撲で2着に3/4馬身差をつけて快勝した。
先団の外3番手付近を追走したピンクカメハメハは、UAE1000ギニー圧勝から参戦したゴドルフィンのソフトウィスパーを左前方に見ながらマーク。最終コーナーで手応え良く先頭に躍り出たソフトウィスパーに追随すると残り200mを前にねじ伏せ、後方2番手で最終コーナーを迎えたコワンの急追を振り切った。ソフトウィスパーはピンクカメハメハから5馬身近く後れて5着に終わった。
ピンクカメハメハは昨年7月19日に札幌競馬場の芝1800mで新馬勝ちするも、その後は札幌2歳ステークス、サウジアラビアロイヤルカップなどで苦戦が続き、6戦1勝で2歳戦を終えていた。今回は明け3歳初戦のダート初挑戦で鮮やかな勝利。采配的中の森秀行調教師は昨年のフルフラットに続くサウジダービー連覇を成し遂げ、急きょ乗り替わりとなった戸崎圭太騎手にとってもうれしい勝利となった。