レーン騎乗のスターオブザシーズ、前哨戦快勝でオールスターマイルの出走権獲得

2021年03月03日 15:06

 豪G2ブレーミーステークス(3歳以上、芝1600m)が現地2月27日にフレミントン競馬場で行われ、中団追走から末脚を伸ばしたD.レーン騎乗のスターオブザシーズ(2番人気)が、このレース3連覇を狙う5番人気フィフティスターズの追い込みを0.2馬身抑えた。

 離して逃げた1番人気のバッファローリバーがさらに1.75馬身差の3着に粘り込み、4番人気で2019年のオールスターマイル勝ち馬ミスティックジャーニーは、スターオブザシーズの背後から伸び切れず5着に終わった。

 スターオブザシーズはC.ウォーラー調教師が管理するヌレイエフ系オーシャンパーク産駒の6歳セン馬で、昨年3月のG3モーリスマッカーテンステークスに続く2度目の重賞制覇。ほぼ1年ぶりの重賞勝ちとなったが、この間にはドンカスターマイル、ウィンクスステークス、ジョージメインステークスとG1レースでの2着を3度記録している。

 この勝利でスターオブザシーズはオールスターマイル(3月13日)の優先出走権を獲得。しかし、同日付けの豪競馬メディア『racing.com』によるとレーン騎手にはプロバビールの先約があるため、ウォーラー師は他の騎手を探す必要があると報じている。