​米2歳王者ボストンハーバー死去、日本でも種牡馬として供用

2021年03月12日 12:30

 現役時代にはアメリカでG1を制し、引退後には種牡馬として日本に輸入されたボストンハーバーが今月9日に北海道の静内種馬場で死去したことが分かった。27歳だった。

 これは同種馬場を持つ日本軽種馬協会の関係者がツイッターで明らかにしたもの。ボストンハーバーは父カポウティ、母父ヴァイスリージェントという血統で、1996年にG1ブリーダーズカップジュベナイルを含む重賞4勝を挙げて米2歳王者に輝いた。

 その後は3歳時に1戦しただけで通算8戦6勝で引退して種牡馬入り。産駒としてアメリカではG1サンタマルガリータ招待ハンデキャップを制覇したヘルシーアディクションが活躍を見せた。

 日本ではアメリカ産のワンダフルデイズがG3クリスタルカップ、ダイワバンディットがG3新潟2歳ステークスを勝ったほか、輸入後の産駒ではイクスキューズがG3クイーンカップを制している。