アニマルキングダム輩出の米G3ジェフルビーS、重賞初挑戦のライクザキングが制す

2021年03月31日 11:10

 ケンタッキーダービー指定ポイントレースのG3ジェフルビーステークス(3歳、オールウェザー9ハロン)が現地27日にターフウェイパーク競馬場で行われ、道中7、8番手を追走した4番人気のライクザキングが直線で大外から1馬身抜け出した。

 好位を追走した6番人気のセイントフードが直線で受けた不利を挽回して勝ち馬に迫り、5番人気ホッケーダッドとの2着争いにアタマ差先着。1番人気のタランティーノは序盤から馬群についていけず最下位の11着に惨敗した。

 W.ウォード調教師が管理するパレスマリス産駒のライクザキングは、昨年9月にオハイオ州にあるベルテラパーク競馬場の芝6ハロン戦で初勝利。12月にターフウェイパーク競馬場の条件戦で初のオールウェザーに臨み2勝目を挙げた。重賞初挑戦の今回で通算成績を6戦3勝としている。

 ジェフルビーSの優勝馬は、スパイラルステークスの名称で行われていた2011年のアニマルキングダムが次戦でKYダービー制覇。レーンズエンドステークスとして行われていた2007年のハードスパンは次戦からKYダービー2着、プリークネスステークス3着、ベルモントステークス4着と三冠戦で活躍した。