豪州の名牝アルカディアクイーンが腱損傷、引退濃厚に

2021年04月01日 11:06

 昨年のコーフィールドステークスなどG1を通算3勝しているオーストラリアの名牝アルカディアクイーンが腱を損傷し、現役続行が危ぶまれる状況となったことが分かった。豪競馬メディア『racing.com』が報じている。

 ピエロ産駒の5歳牝馬アルカディアクイーンはG&A.ウィリアムズ厩舎の所属。18年12月にG1キングストンタウンクラシックを勝つと、昨年10月のコーフィールドステークスでは強豪ロシアンキャメロットを2着に下して2度目のG1制覇を達成。続くG1コックスプレートは5着だったが、11月のG1マッキノンステークスを制した。

 今年は2月のG1フューチュリティステークスから始動してプロバビールの2着。通算成績は16戦8勝となっている。