スカーレットスカイ、米G3トランシルヴァニアSでG1馬撃破

2021年04月03日 13:27

 現地2日、米キーンランド競馬場にてG3トランシルヴァニアステークス(3歳、芝8.5ハロン)が行われ、J.ロザリオ騎乗のスカーレットスカイが勝利した。

 後方に控えたスカーレットスカイは直線に向いた時点で大きく離れた最後方。しかしそこから馬場の中央に進路を取って豪快な末脚を発揮し、全馬をまとめて差し切った。

 半馬身差の2着も追い込んだパラッツィ。逃げた昨年のG1ブリーダーズカップジュベナイルターフ勝ち馬ファイアアットウィルは粘りを欠いてさらに半馬身差の3着までで、ダート戦だった前走のG2ファウンテンオブユースステークス8着からの連敗となった。

 スカーレットスカイはC.マゴーヒーIII厩舎のスカイメサ産駒。前走は準重賞2着で、重賞は初挑戦での初制覇となった。