米チャーチルダウンズ競馬場は、3月末にドバイで行われたG2のUAEダービーで2着だったパナドールが米G1ケンタッキーダービーへの遠征を行わないことを発表。これにより、今年のKYダービーへの外国馬の出走はなくなった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

　パナドールはS.ビン・ガデイヤー厩舎のフラッター産駒。ドバイでデビュー2連勝して臨んだUAEダービーでは勝ち馬レベルスロマンスに5馬身半差をつけられたものの、日本から参戦したタケルペガサスらに先着しての2着だった。

　なお陣営は馬の状態次第では米クラシック第2戦以降のG1プリークネスステークスとG1ベルモントステークスへの出走の可能性に言及している。

　またパナドールの回避により、G2ブルーグラスステークス4着のヒドゥンスタッシュがKYダービー出走圏内に繰り上がった。