ストラディバリウス復活、今年初戦のG3サガロSで末脚一閃

2021年04月29日 10:28

 現地28日、英アスコット競馬場にてG3サガロステークス(芝16ハロン)が行われ、昨年後半は精彩を欠いていた長距離王ストラディバリウスが復活勝利を挙げた。

 ストラディバリウスは6頭立ての5番手に控える競馬。そのままレースは流れ、最終コーナーで外に持ち出したストラディバリウスがスパートをかける。直線で力強く伸びたストラディバリウスは前を一気にかわし、2着オーシャンウィンドに1馬身差の勝利を収めた。

 J&T.ゴスデン厩舎のストラディバリウスはシーザスターズ産駒の7歳馬。すでに英ゴールドカップ3連覇、英G1グッドウッドカップ4連覇などの偉業を達成しているが、昨年の最終戦だったG2英チャンピオンズロングディスタンスカップでは12着と大敗を喫していた。

 この勝利を受け、J.ゴスデン調教師はロイヤルアスコット開催の英ゴールドカップに直行する意向を示している。