名牝エネイブルの出世レース、チェシャーオークスはドバイファウンテンが制す

2021年05月06日 11:18

 現地5日、英チェスター競馬場にて英オークスの前哨戦にあたるリステッドのチェシャーオークス(3歳牝馬、芝11.5ハロン)が行われ、F.ノートン騎乗のドバイファウンテンが1番人気に応えた。

 好スタートを切ったドバイファウンテンは2番手の絶好位をキープ。早めに仕掛けて先頭に立つと直線でも最後まで粘り切った。2着は1馬身差でゼヤーダーだった。

 ドバイファウンテンはM.ジョンストン厩舎のテオフィロ産駒。2歳時はデビュー2連勝後に5連敗し、10月の英G1フィリーズマイルでも4着どまりだったが、一気に距離が伸びた3歳初戦のここで久々の勝利を収めた。

 この結果を受け、ブックメーカーの『パディーパワー』はドバイファウンテンとゼヤーダーの両馬の英オークスでのオッズを15倍に引き下げた。なお2017年にチェシャーオークスを制したエネイブルは、続く英オークスも連勝している。