スキャンダルのメディーナスピリット、NTRAランキングでも厳しい評価
2021年05月12日 10:51
現地10日に発表された2021年第13週のNTRA(全米サラブレッド競馬協会)ランキングは、前週にビッグレースが少なかったこともあり、総合部門と3歳部門の双方でトップ10の顔触れに変化は見られなかった。
しかし、ケンタッキーダービー制覇後の検査で禁止薬物の使用疑惑が浮上したメディーナスピリットは、その影響を受けて3歳部門首位から陥落。最多18票の1位評価を集めた一方で4位まで順位を下げる結果となっている。
代わって首位に立ったのはKYダービー2着のマンダルーンで、1位評価は6票ながら前週の3位から浮上。2歳王者エッセンシャルクオリティは1位評価8票で上回るも、2点及ばず2位に据え置かれた。
トップ10の馬名とポイント(カッコ内は前週の順位)
・総合部門
1、310pts、ミスティックガイド(1)
2、250pts、シャーラタン(2)
3、187pts、ニックスゴー(5)
4、184pts、カーネルリアム(4)
5、181pts、モノモイガール(3)
6、138pts、ガミーン(6)
7、132pts、レトルースカ(7)
8、116pts、マックスフィールド(8)
9、84pts、シーデアズザデビル(9)
10、51pts、ドメスティックスペンディング(10)
・3歳部門
1、277pts、マンダルーン(3)
2、275pts、エッセンシャルクオリティ(2)
3、250pts、ホットロッドチャーリー(4)
4、215pts、メディーナスピリット(1)
5、184pts、マラサート(5)
6、99pts、コンサートツアー(6)
7、80pts、ミッドナイトバーボン(10)
8、77pts、ジャッキーズウォリアー(8)
8、77pts、ロックユアワールド(9)
10、74pts、ライフイズグッド(7)
※NTRAの週間トップ10投票は全米のメディア関係者が任意の10頭を選び、最上位の10点から1点ずつ漸減してポイントを配分。それらを集計した上位10頭によってランキングされる。3歳部門はベルモントステークス後、総合部門はブリーダーズカップ後までが対象期間となる。