​スペンドスリフトファームがバファート厩舎離れ、所有馬を転厩へ

2021年05月13日 10:57

 今年のケンタッキーダービーを制したメディーナスピリットがレース後の薬物検査で陽性反応を示したことを受け、スペンドスリフトファームがB.バファート厩舎から離れる動きを見せている。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』や『Daily Racing Form』によると、スペンドスリフトファームは現地15日のG3チックラングステークスに出走予定だった期待の3歳馬フォロイングシーをT.プレッチャー厩舎へ転厩させるとのこと。また2歳馬4頭もR.マンデラ厩舎へ移すという。

 スペンドスリフトファームとバファート調教師は、同ファームが共同保有する昨年の米年度代表馬オーセンティックを同師が管理する間柄。しかし、スペンドスリフトファームのマネージャーは「現状では一時停止ボタンを押すのが最善と判断した」と、バファート師と距離を置く姿勢を示したという。