ディープ産駒スノーフォールが英オークス前哨戦を快勝、名牝ファウンドの姪

2021年05月13日 12:32

 現地12日、英ヨーク競馬場にて英オークスの前哨戦にあたるG3ミュージドラステークス(3歳牝馬、芝10.5ハロン)が行われ、日本生まれのディープインパクト産駒スノーフォールが勝利した。

 早めに先頭に立ったスノーフォールは直線でも他馬を寄せ付けず。2着の1番人気ヌーンスターに3馬身3/4差をつける快勝だった。

 A.オブライエン厩舎のスノーフォールは2歳時に7戦して1勝のみ。10月のG1フィリーズマイルでは3位入線かと思われたが、同厩馬で後に英1000ギニーを制すマザーアースと取り違えられていたという珍事があった(実際は8着)。

 今回はそれ以来のレースで重賞初制覇。オブライエン調教師は「オークス参戦を考えているが選択肢は多い」としつつ、「彼女の母は(凱旋門賞を制した)ファウンドの全妹。ディープインパクト産駒だし、オークスの距離は問題ないだろう」と話している。