NEWS

ニュース

ニュース/コラム

母ミッデイのヌーンスター、良血馬対決を制して英オークスへ前進なるか

2021年05月12日 10:56

  • 友だち追加数

 現地12日に英ヨーク競馬場で行われるオークス前哨戦のG3ミュージドラステークス(芝10.5ハロン)には8頭が参戦を表明。しかし、下馬評は2頭の良血馬による一騎打ちの様相を呈している。

 M.スタウト調教師が管理するヌーンスターは父が英ダービー馬のガリレオ、母も一流馬として名を馳せたミッデイという牝馬。母は2009年の英オークスでサリスカにアタマ差で敗れたものの、エプソム競馬場での大一番を意識させる血統だ。

 ヌーンスターは亡きハーリド・アブドゥラ殿下のジャドモントによる生産・所有で3戦2勝。3歳初戦の前走を圧勝した際の4着馬シャーベットレモンが次戦(オークストライアルフィリーズステークス)を勝ったことにより、オークスの前売りでも9倍とさらに評価を上げた。

 ジャドモントのレーシングマネージャー、T.グリムソープ氏は「ガリレオとミッデイを配合すれば、6月初旬のエプソム行きを期待するものだ。誰もがそれを狙うだろうし、彼女はその価値があることを証明している」「ミドルトンステークスとヨークシャーオークス、ミッデイはヨークで2勝している。英インターナショナルステークスではトワイスオーバーに負けたが差は僅かだ」と自信を見せている。

 しかし、その前に立ちはだかるのがオークスの前売り2番人気に推されているティオーナだ。R.ヴェリアン厩舎のティオーナは昨年11月にニューカッスル競馬場のデビュー2戦目を9馬身差で勝ち上がり、今回はオールウェザーから初の芝レースとなる。

 そして、ティオーナも父がダービー馬のシーザスターズ、母はG1プリティポリーステークスやミドルトンSを勝ったアンビバレントという選ばれた家系に生まれている。

 ヴェリアン師は「今春、彼女は目覚めるのに時間を要したし、ここを使ってさらに良化するはずだ。とはいえ、ここ数週の調教はずっと良かった」「彼女は大きくて手足が長い。彼女の母親も管理したが仕上がりに時間を要した。ティオーナは2歳の夏まで全く何もしていなかったし、今年を含めて先の馬だよ」と晩成タイプを強調。

「今回は使い出し(のタイミング)に適しているからね。勝てなくても全てが終わる訳ではないが、いい走りはしてくれるのではないかな」と控え目に期待を表している。