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仏ダービー前哨戦のG3ギシュ賞、アガ・カーン殿下のマカロンが快勝

2021年05月12日 10:55

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 仏ダービー前哨戦のG3ギシュ賞(3歳牡・セン馬、芝1800m)が現地11日にシャンティイ競馬場で6頭により争われ、2番人気のマカロンが同厩のペースメーカーを逃げさせて背後に収まると、直線では内に開いたスペースからスムースに抜け出して快勝した。

 後方からラチ沿いを進出した4番人気のミルボッシュが1/2馬身差の2着争いを制し、勝ち馬の外で並走していた1番人気のアダモは、直線半ばで両脇から挟まれる不利を受けて4着に終わった。

 マカロンはアガ・カーン殿下が所有するベイテッドブレス産駒でJC.ルジェ調教師が管理。昨年9月28日にデビュー4連勝で今回と同舞台のG3コンデ賞を制し、次戦のG1クリテリウムドサンクルーで初黒星(3着)を喫した。今回はそれ以来の3歳初戦で2度目の重賞制覇としている。

 なお、ルジェ師とC.スミヨン騎手のコンビは2016年以来のギシュ賞制覇で、当時の勝ち馬アルマンゾルは次戦の仏ダービーも連勝している。