豪G2ザローゼス、オンリーワーズがオークス好走馬を抑えて重賞初制覇

2021年05月23日 08:13

 現地22日、豪ドゥームベン競馬場で3歳牝馬によるG2ザローゼス(芝2000m)が行われ、好位の一角で流れに乗ったオンリーワーズ(6番人気タイ)が最終コーナー先頭の構えから1.25馬身抜け出して快勝した。

 中団追走のオーストラリアンオークス3着馬バーゲン(2番人気)が2着に続き、さらに0.3馬身差の3着にはニュージーランドオークス2着馬チャームススター(5番人気)が入線。1番人気のグレイスアンドハーモニーは後方から追い込み及ばず6着に終わった。

 オンリーワーズはスワイニース(その父ロンロ)産駒で、2歳時は4戦未勝利に終わるも昨年8月の明け3歳初戦から2連勝。それから5か月半の休養を経て2月の復帰戦からは苦戦が続いたが、初の1800mに距離を延ばした前走のリステッドで3着と変わり身を見せ、今回で重賞初制覇とした。