愛1000ギニーはオブライエン厩舎のワンツー、エンプレスジョセフィンが制す
2021年05月24日 12:00
現地23日、愛カラ競馬場にてG1愛1000ギニー(3歳牝馬、芝8ハロン)が行われ、S.ヘファナン騎乗のエンプレスジョセフィンが競り勝った。
レースはノースピークアレクサンダーが逃げ、直後でジョーンオブアークがこれをマーク。エンプレスジョセフィンは中段の外目につけた。直線では前を行く2頭が叩き合いとなり、これをジョーンオブアークが制したところへエンプレスジョセフィンが末脚を伸ばして襲い掛かり、短アタマ差で差し切った。
さらに1馬身差の3着にノースピークアレクサンダーが粘り込み。1番人気に推されていたプリティゴージャスは7着、2番人気のフェヴローバーは10着に沈んだ。
エンプレスジョセフィンはA.オブライエン厩舎のガリレオ産駒。デビュー勝ち後に臨んだ4月のG3愛1000ギニートライアルステークスでは10着と大敗し、前走のリステッドも2着どまりだったが、大一番で実力を発揮した。
このレース10勝目をワンツーフィニッシュで飾ったオブライエン調教師はエンプレスジョセフィンの今後について、マイルのコロネーションステークスや中距離の仏オークスなどを次走候補に挙げつつ「10ハロンよりもマイルの方が合うかもしれない」と話していた。