香港ダービー馬スカイダーシーがマイルG3勝利、今後は短距離路線か

2021年05月31日 12:15

 現地30日、香港シャティン競馬場にてG3ライオンロックトロフィー(芝1600m)が行われ、今季の香港ダービー馬スカイダーシーが競り勝った。

 縦長の馬群で中段の4番手につけたスカイダーシーは、直線に入ると残り200メートル付近からヘルシーハッピーとの叩き合いに。最後に短アタマ差だけ出たところがゴールだった。

 C.ファウンズ厩舎の4歳馬スカイダーシーはニュージーランド生まれのダルシブラーマ産駒。今年3月の香港ダービー(芝2000m)を勝った後は4月のチャンピオンズデー参戦を見送り、マイル戦のここに照準を合わせていた。

 香港ジョッキークラブの公式サイトによると、ファウンズ調教師は年末の香港国際競走では短距離の香港スプリント(芝1200m)を狙うもよう。「彼はスプリンターからマイラーだと私は思っている。それを今回は見せてくれたからには、最も可能性の高い選択肢を選ぶつもりだ」と語り、今後は短距離路線に進む可能性を示唆している。