​米年度代表馬ガンランナー初年度産駒が日本で初勝利、祖母にG1馬ビリーヴ

2021年06月21日 14:10

 2017年の米年度代表馬で今年の新種牡馬ガンランナーの産駒が、20日に札幌競馬場で行われた新馬戦で日本での初勝利をマークした。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 芝1200メートル戦で勝ったのは松永幹夫厩舎のグランアプロウソ(母父メダグリアドーロ)。母フィドゥーシアは短距離戦で7勝を挙げた活躍馬で、祖母ビリーヴは高松宮記念などG1を2勝している。

 同馬を所有する前田幸治氏は米国のレーンズエンドファームに繁殖牝馬を置いて生産を行っており、フィドゥーシアのほか2005年の天皇賞(秋)を制したヘヴンリーロマンスも同ファームにいる。

 キャンディライド産駒のガンランナーは2016年11月のクラークハンデキャップでG1初制覇。翌17年はドバイワールドカップ2着後からブリーダーズカップクラシックまでG1を4連勝し、18年1月のG1ペガサスワールドカップ制覇を最後に引退した。すでに米国でも初年度産駒が勝利を挙げている。