シャーラタンが引退、米G1を2勝にサウジカップ2着の活躍

2021年06月25日 11:11

 昨年末のマリブステークスなど米G1を2勝したB.バファート厩舎のシャーラタンが引退、種牡馬入りすることが明らかになった。

 これは米競馬メディア『bloodhorse.com』がヒルンデールファームの発表を報じたもので、シャーラタンは同ファームが新たに改修するケンタッキー州のスタリオンで繁殖生活に入るという。

 シャーラタンはスパイツタウン産駒の4歳馬で、クワイエットアメリカン産駒の母オーセンティシティは現役時代に重賞を2勝してG1でも善戦した活躍馬。自身は昨年5月に分割開催されたG1アーカンソーダービー、12月のG1マリブステークスまで無傷の4連勝(アーカンソーダービーは薬物検査陽性で降着も、後に処分撤回)。今年2月のサウジダービーで2着と初黒星を喫したのがラストランになった。