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​渦中のバファート厩舎のG1馬、シャーラタンが故障

2021年05月21日 13:10

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 昨年末の米G1マリブステークスなどを勝っているシャーラタンが故障したことが、現地20日にオーナーサイドから発表された。故障の詳細などは明らかにされておらず、回復のためケンタッキー州マルゴーファームに移動するという。

 B.バファート厩舎の4歳馬シャーラタンはデビューから4連勝でアーカンソーダービーとマリブSの両G1を制覇。2月のサウジカップで2着と初黒星を喫し、その後は6月5日にベルモントパーク競馬場で行われるG1メトロポリタンハンデキャップを目指していた。

 ところがバファート調教師の禁止薬物使用疑惑を受け、ニューヨーク州競馬協会(NYRA)がニューヨーク州での同厩舎の出走を禁止したため、シャーラタンが予定どおりにメトロポリタンHに出走したければ転厩するしかない事態に陥っていた。