米チャーチルダウンズ競馬場で現地26日にG2ワイズダンステークス（4歳以上、芝8.5ハロン）が10頭により争われ、後方2番手を追走した1番人気のセットピースが馬群の中から進出すると、迎えた直線では最内から抜け出して快勝した。

　1/2馬身差の2着に2番人気のサムライクイットホットブラウンが逃げ粘り、さらに1馬身1/2差で4頭横一線の3着争いを3番人気のライドアコメットが制した。

　セットピースはダンシリ産駒の5歳セン馬でジャドモントが所有。英国のH.パーマー厩舎からデビューして明け3歳時に英2000ギニー前哨戦のG3クレイヴンステークスで3着があるものの本番では14着に大敗し、その後に去勢手術などで2020年は不出走だった。しかし、現在のB.コックス厩舎に移籍して今年2月に実戦復帰すると、3戦目の今回で早くも重賞初制覇とした。