SSの血を引くプリンセスグレース、今季初戦を制して重賞2連勝

2021年07月08日 11:10

 現地6日、米パークスレーシング競馬場にてG3ドクタージェームズペニーメモリアルステークス(牝馬限定、芝8.5ハロン)が行われ、J.ブラーヴォ騎乗のプリンセスグレースが1番人気に応えた。

 プリンセスグレースは縦長となった7頭立ての馬群の真ん中、4番手のポジションをキープ。最終コーナーから進出を開始すると、直線では粘り込みを図るマディタを内からクビ差だけ差し切った。

 M.スティッドハム厩舎の4歳馬プリンセスグレースは、日本生まれで仏2000ギニーなどG1レースを3勝したカラコンティの産駒で、母の父も日本生まれのサイレントネーム(サンデーサイレンス産駒)。昨年11月のG2ミセスリビアステークスで重賞初制覇を飾り、今回はそれ以来のレースだったが重賞連勝とし、これで通算5戦4勝、2着1回となった。