フランスから移籍のトリブヴァン、米G1ユナイテッドネーションズSを鮮やかに逃げ切り

2021年07月18日 13:30

 現地17日、米モンマスパーク競馬場でG1ユナイテッドネーションズステークス(3歳以上、芝11ハロン)が行われ、発馬を決めた1番人気のトリブヴァンが後続を4、5馬身離して逃げると、2周目の第3コーナーで引きつけてから迎えた直線では2馬身突き放して快勝した。

 2着に4番手キープの6番人気インペラドールが続き、さらに1馬身差の3着には3番手から9番人気エピックブロマンスが粘り込み。2番人気のアークロウは中団のまま6着に終わった。

 トリブヴァンはトロナド産駒の5歳セン馬で2018年にフランスでデビューし、現地では12戦目で初勝利を挙げるなど2勝止まりだった。しかし、昨年に現在のC.ブラウン厩舎へ移籍すると、今年5月のG2フォートマーシーステークスで重賞初制覇。次戦は前走のG1マンハッタンステークスでも2着に善戦し、今回でG1初勝利と軌道に乗ってきた。