現地18日、仏シャンティイ競馬場でG3メシドール賞（3歳以上、芝1600m）が行われ、発馬を決めて2番手で流れに乗った1番人気のヴィクタールドラムが、迎えた直線は見せムチだけで3馬身抜け出し完勝した。

　英国から遠征した最低6番人気のブレントフォードホープが2着に逃げ粘り、勝ち馬を背後でマークした5番人気ケンウェイがさらにクビ差の3着争いを制した。

　ゴドルフィン所有のヴィクタールドラムは昨年6月に行われた仏2000ギニー以来となる白星で通算3度目の重賞勝ち。2000ギニー後は仏ダービー（3着）から前走のイスパーン賞までG1やG2で5連敗したが、今回はG3に相手関係を落として力の違いを見せた。