独遠征のスカレティ、G1ダルマイヤー大賞を圧勝
2021年07月26日 11:30
現地25日、独ミュンヘン競馬場にてG1ダルマイヤー大賞(芝2000m)が行われ、フランスから遠征したスカレティが圧倒的な1番人気に応えた。
ゲートで後手を踏んだスカレティは6頭立ての最後方からのレースに。第4コーナーで外から仕掛けると直線半ばで逃げ馬をかわして先頭に立ち、最後は2着のグロッサージャックに5馬身差の圧勝だった。
J.レニエ厩舎のスカレティはケンダルジャン産駒の6歳せん馬。今年はこれで無傷の重賞4連勝となり、前走の仏G1イスパーン賞に続くG1での2勝目、通算では9度目の重賞勝ちを収めた。
レニエ調教師は今後について、昨年同様に仏G2ドラール賞から昨年は2着だった10月のG1英チャンピオンステークスに向かい、雪辱を期す意向を示している。