モノモイガールが調教再開にめど、ただし秋のBC参戦は微妙か

2021年08月02日 12:50

 4月を最後にレースから遠ざかっているアメリカの古馬女王モノモイガールが引き運動など軽めの運動を再開。しかし陣営は11月初めのブリーダーズカップ参戦については明言を避けている。

 これは米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じたもの。B.コックス厩舎の6歳馬モノモイガールは今年2戦目だった4月のG1アップルブロッサムハンデキャップでレトルースカの2着に敗れて連勝が6でストップ。以降は軽度な筋肉系のトラブルや脚の痛みで戦列を離れていた。

 コックス調教師は「状態はよく見えるし、3週間以内に本格的な調教を再開できることについては楽観視している」とコメント。一方で「今後についてはオーナーたちとも話し合うが、BCは日程がタイトなため(出走の)可能性は何とも言えない。だがレースはたくさんあるし、プレッシャーはない。彼女が走るのは万全の状態になった時だけだ」と、あくまで馬優先でスケジュールを組むことを強調していた。