G1昇格の米サラトガダービー、J.オブライエン厩舎のステートオブレストが快勝
2021年08月08日 13:40
今年からG1に昇格したサラトガダービー(3歳、芝9.5ハロン)が現地7日に米サラトガ競馬場で11頭により争われ、7番人気のステートオブレストが中団馬群から直線で鮮やかに抜け出した。
1馬身差の2着に後方から内ラチ沿いを駆け上がった5番人気のソルジャーライジング、さらに2馬身1/2差の3着争いを4番人気のデュジュールが制し、1番人気のボリショイバレエは2番手から伸び切れずクビ差の4着に敗れた。
ステートオブレストはアイルランドのJ.オブライエン調教師が管理するスタースパングルドバナー産駒で重賞初制覇。昨年の6月15日にデビュー勝ち後は10月のG1フューチュリティトロフィー(5着)まで勝ち切れないレースが続き、8か月の休養を挟んだ3歳初戦の前走もリステッドで3着だった。前走までは1600mが最長だったが、距離延長で変わり身を見せる形となった。