昨年の凱旋門賞2着インスウープが引退

2021年08月10日 14:39

 昨年の凱旋門賞で2着だったフランスのインスウープ(牡4、F・グラファール、父アドラーフルーク)の引退が決まった。管理するフランシス・グラファール師が明らかにした。9日、レーシングポスト電子版が伝えている。

 インスウープは15年のジャパンCに参戦したイトウの全弟という血統。昨年7月にドイツダービーでG1初制覇。秋はパリ大賞で2着に入り、凱旋門賞はソットサスの首差2着だった。今年は4月にパリロンシャン競馬場のリステッド競走(ロードシーモア賞)で始動(2着)。その後、G3エドヴィル賞、G2シャンティイ大賞を連勝し、7月のG1サンクルー大賞でブルームの4着に敗れていた。レース中に重度の故障を負ったとみられている。

出典:日刊スポーツ