古馬撃破でスノーフォールは凱旋門賞不動の1番人気/ヨークシャーオークス

2021年08月20日 15:25

<ヨークシャーオークス>◇19日=ヨーク(英国)◇G1◇3歳上牝◇芝2370メートル◇出走7頭

 ディープインパクト産駒の英愛オークス馬スノーフォール(牝3、A・オブライエン)が古馬を難なく撃破し、凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月3日=パリロンシャン)の主役の座、1番人気の座を不動のものにした。

 スノーフォール自身は5月12日に締め切られた凱旋門賞の登録を行っておらず、出走するためには12万ユーロ(約1560万円)の追加登録料が必要になるものの、英愛オークスの圧勝で大手ブックメーカーは凱旋門賞へ向けた同馬の単勝前売りオッズを4・0~4・5倍の1番人気に設定。この日のヨークシャーオークスの結果を受け、3・25~3・5倍へさらに評価を上げている。

 英ブックメーカーのオッズでは1番人気がスノーフォールで3・25倍。2番人気は英ダービーとキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを勝ったアダイヤー(牡3、C・アップルビー、父フランケル)で5・5倍。3番人気がタルナワ(牝5、D・ウェルド、父シャマーダル)で7・0倍。4番人気が前日の英インターナショナルSを6馬身差で圧勝したミシュリフ(牡4、J&T・ゴスデン、父メイクビリーヴ)で8・0倍。日本から参戦する2頭はクロノジェネシス(牝5、斉藤崇)が15倍で8番人気、ディープボンド(牡4、大久保)が26倍で11番人気となっている。

出典:日刊スポーツ