ネイチャーストリップ、今季初戦の豪G3コンコルドSを持ったままの楽勝

2021年09月05日 08:47

 ロンジンワールドベストレースホースランキングでスプリンターとして最上位のネイチャーストリップが、現地4日に豪ランドウィック競馬場のG3コンコルドステークス(3歳以上、芝1000m)で今季初戦を迎え、ノーステッキのまま2着に2.48馬身差をつけて1番人気に応えた。

 煽り気味の発馬となったネイチャーストリップだが、二の足で先頭に立つと手応え十分に直線を迎え、残り300mからJ.マクドナルド騎手に軽く促されただけで後続を突き放した。2番人気のワイルドルーラーが背後から2着に続き、さらに0.5馬身差の3着には中団追走の3番人気トレッキングが入線した。

 ネイチャーストリップは4月のTJスミスステークス勝ち以来となる2021/22シーズン初戦を飾り、通算10度目の重賞制覇。コンコルドSで始動するのは3季連続だが、勝利を手にしたのは初めてとなった。