​金星のティオーナ陣営は凱旋門賞挑戦に前向き、「出なければ勝てない」とペリエ騎手

2021年09月13日 14:20

 現地12日、仏パリロンシャン競馬場にてG1ヴェルメイユ賞(3歳以上牝馬、芝2400m)で、3番人気のティオーナが圧倒的な1番人気に推されていたディープインパクト産駒のスノーフォールを2着に下す金星を挙げた。

 金星のティオーナはR.ヴェリアン厩舎が管理するシーザスターズ産駒の3歳馬。春の仏G3ミュージドラステークス(3着)とG1英オークス(10着)ではスノーフォールに完敗続きだったが、リステッドを勝って臨んだ今回は1馬身半差の快勝で見事なリベンジを果たした。

 ヴェリアン調教師は凱旋門賞挑戦については馬場次第と様子見の構えも、出走には意欲的な姿勢。騎乗した凱旋門賞4勝を誇るO.ペリエ騎手も「凱旋門賞は何度も勝ったが、いずれも違う馬でだった。もちろんまた違う馬で勝つチャンスだってあるさ」「レースに出なければ、決して勝てないんだよ」と話している。