セントマークスバシリカ、脚部の痛みで調教ペース上がらず
2021年09月22日 10:54
前走のアイリッシュチャンピオンステークスで5度目のG1制覇を飾るも、今後の去就が未定となっているセントマークスバシリカについて、同馬を管理するA.オブライエン調教師が現状を明かした。
セントマークスバシリカは愛チャンピオンSの前に英インターナショナルステークスを経由する予定だったが、調教中に前肢からはずれた蹄鉄が後肢に接触して負傷。その影響により英インターナショナルSを回避した。愛チャンピオンSには出走して勝利こそしたものの、抱えていた問題が燻り続けているようだ。
「まだ何も決まっていない。通常の調教メニューに戻していないんだ」というオブライエン師。「軽いキャンターはしているけど、少し痛みがあるようでね」「だから(調教のペースを)落としたし何も決めていないんだ」とコメントしている。
なお、セントマークスバシリカが愛チャンピオンSで斜行した原因は脚の痛みによるものかという問いに対し、オブライエン師は「可能性はある。あらゆることが可能性だ」と否定も肯定もしていない。