A.オブライエン調教師は、現地3日の仏G1凱旋門賞に送り出す昨年の英二冠牝馬ラブの巻き返しに期待を寄せている。

　ラブは3歳だった昨年に英1000ギニー、英オークス、ヨークシャーオークスと3連勝。凱旋門賞は馬場状態を考慮して回避した。今年は初戦だった英G1プリンスオブウェールズステークスを勝ったものの、その後は英G1キングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークス3着、G1英インターナショナルステークス3着、そして前走の愛G2ブランドフォードステークスも2着と3連敗している。

　それでもオブライエン師は「難しい休み明けでビッグレースを勝った。続く2戦は彼女に合わないテンポのレースになったが、それでもよく走っていた」とコメント。「前走も斤量が10ポンドも重かったんだから結果にはとても満足している。大きくは負けてなかったしね」と語り、ラブはいまだ健在だとアピールしていた。