仏3歳G2ショードネイ賞、初陣でモジョスター撃破のマノーボが無傷4連勝
2021年10月03日 08:35
現地2日、仏パリロンシャン競馬場で行われた3歳馬によるG2ショードネイ賞(芝3000m)は、中団を追走したJ.ドイル騎乗の1番人気マノーボが直線入口から一気のスパートで抜け出すと、好位から巻き返す僚馬ケマリ(4番人気)を3/4馬身振り切って快勝した。
クビ差の3着に8番人気のタイズオブウォーが続き、英セントレジャー4着で2番人気のインタープリテーションはさらに1馬身1/4差の4着に終わった。
マノーボはゴドルフィン所有のシーザスターズ産駒でC.アップルビー調教師が管理。デビュー前の年明け早々に去勢手術を受け、5月14日の初陣から無傷の4連勝で重賞初制覇とした。なお、デビュー戦で1/2馬身差の2着に下したモジョスターは次戦の英ダービー、さらに英セントレジャーで2着となっている。
アップルビー師は「いずれ彼を(英ゴールド)カップに勝つような馬とするべく育てたかったし、それに向かって足場を固めつつあると思う」とマノーボを評価。ケマリともども、これで今季は終了とコメントしている。
なお、凱旋門賞でハリケーンレーンに騎乗予定のドイル騎手は現状の馬場状態について「非常に(タフで)厳しい。多少の適性が必要な紛れもない重馬場だね」と感触を伝えている。